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千葉北 エリア 波概況

風を軽減する一宮周辺をチェックしたい

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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45

BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事

関田秀俊

photo
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


東ウネリの易しい波質は見た目よりお手軽な乗り心地でもあったので、ビジターにとって対応しやすく、志田周辺の地形に滑走重視なフェイスが反応していました。

それでは、地形レポートです!

一宮

17日の8時半頃。潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。前回以降のサイズ不足によって前半のオフショア期間は残念な状態になっていたものの、前線を伝う低気圧は月曜日(6/15)をジャンクなクローズにしていました。ウネリを復活させていて、通過後に関しても以前の北東予報に弱い東風のコンディションが加わっていたので、前日のサイズの落ち着きと午後からの風の弱まりがこの日を予想外な狙い目にしていた状況です。
一宮1
頭以上のワイドなセットが気になりましたが、豊富な肩前後のブレイクはミドル〜アウトの地形に十分な波数を確保し、ファーストセクションのスムーズな乗り心地から中間のボヨつきにかけて距離を狙える形があり、朝からの潮の動きに対しても易しめな波質が対応のいい変化を継続していました。
一宮2
全体的にカレントの強まりが地形に残る深いセクションを際立たせてしまい、これまでと変わらずミドル〜インサイドの分断や堤防周辺の複雑な反応が目立っているので、ショアブレイクのリフォームも取り戻せていませんでした。
しかし、正面左側では干潮時の手前の浅さで悪影響を回避できたり、潮位によって好みの波を探せていたと思います。
一宮3
正面右側に関してはビーチの浸食がインサイドの地味な広がりを加え、満タン前後の潮位にウネリの反応があればショアブレイクのまとまりを探せそうな雰囲気がありました。カレントセクションが幅を利かせながら沖に広がり、前回よりボヨつきが目立つ深い仕上がりに対しては干潮時のアウトの対応も前回より狭くなっていて、地形の復活を先送りにされている状況です。

サンライズ

17日の10時頃。潮は干潮に近い時間帯です。予想外な低気圧の通過が月曜日をジャンクなクローズにしていたものの、風波の反応が目立っていた雰囲気からは風とともに前日の落ち着きが早まり、易しいウネリを残しながら北東コンディションが解除されたこの日の対応は前回以降の狙い目になっていた様子です。
サンライズ1
この時の印象からは干潮の変化に対応する地形の広がりと浅さがハッキリしていたので、ワイドなフェイスやショアブレイク気味な反応が気になりつつ、一宮と同じく地形の分断で強まっていた朝のボヨつきが解除され、干潮の痩せていくサイズ感にもアウトをメインに使える対応でスムーズなセクションや形のきっかけを継続していました。
サンライズ2
残念ながらここも余計なカレントの働きに地形の復活を妨害され、これまでのアウト重視なまとまりに再び片寄りを誘導してしまい、ここも北東コンディションの荒れ具合いが右側のレギュラーにとって悪影響となり、一宮の右側と同じく手前の地形の分断が広がっていて、ミドル〜インサイドのリフォームを妨害して距離が短くなっているようでした。
サンライズ3
正面〜左側に目立った変化はありませんが、干潮時に広がるミドルエリアの浅さからはアウトからのまとまりを見込めそうな印象があり、カレントやサイズの影響を受けやすい状況ながら右側とは逆に徐々に対応を広げていると思います。
潮位による極端な反応の変化が気になりつつ、ウネリの波質とサイズに助けられて乗りしろを残し、レベルやボードのセッティング別に都合のいいタイミングを狙えていましたが、右側の対応を奪われると全体的にこれまでよりもサイズ不足な反応が目立つと思います。

東浪見

17日の11時頃。干潮寸前です。月曜日(6/15)に通過した低気圧が十分に反応するサイズと北東予想だった状況に風の弱まりを残してくれたので、この日はサイズ不足だったオフショア期間の物足りなさを挽回するコンディションを狙えていました。
東浪見1
低気圧の勢力とコースからは今回もハードなウネリの蓄えがなかったので、ジャンクな風波は落ち着きを早めながら易しい波質だけが残り、お手軽な胸〜肩・頭サイズを探せていた様子です。
東浪見2
落ち着きの早さを含めて潮位とともにボリュームを失う波質はこの時の反応を控えめにして波数も減少傾向でした。右側をメインにするとエリアを取り戻した堤防周辺のレギュラーはファーストセクションのスムーズさがあり、ミドル〜インサイドの荒れた地形を干潮の浅さでカバーできていたので、力の弱いセクションも浮力の強いボードで距離が繋がり、前回と比べて対応の広がりを感じました。
東浪見3
左側に関しても堤防の形の違いにサンライズより回復を見込めていて、インサイド〜ミドルエリアに残る深さが徐々に解消し、正面エリアにかけてビーチの浸食が確保した手前の広がりとアウト重視な地形のまとまりが連結できそうです。
残念ながら干潮の変化に悪影響を回避できても潮が増えてからのボヨつきは変わらずなので、分散された反応は回復できませんが、これまでと比較して可能性が出てきたかもしれません。

志田

18日の9時半頃。引きに向かうハーフタイドの時間帯です。他のポイントよりスモールコンディションにとって対応のいい地形をキープできていたので、前回の更新から週末にかけての面ツル期間に多少でも反応があれば可能性があったものの、地形やオフショアを活かせないサイズ不足な状態が残念な様子になってしまいました。
しかし、予想になかった低気圧によってウネリが復活し、月曜日(6/15)のオンショアの悪影響が気になりつつ翌日の風とサイズの落ち着きはコンディションの回復が早く、火曜日(6/16)の風の弱まりから前日のオフショアにキープしたお手軽な反応が想定外な狙い目になっていました。
志田下1
この日の反応にも前日の胸〜肩の雰囲気が残っていたものの、前線が絡んだオンショアコンディションがウネリを風波のサイズ感にしてしまい、ヨレや重なりが目立つブレイクは引きの変化によって複雑さを増し、干潮に近づくほどショアブレイクの景色に変わっていたので、地形を広く使えていても波選びがかなり難しい印象です。
志田下2
サイズは落ち着きつつカレントの働きは継続していたので、地形にとってもこれまでよりエリアの分散が気になっていて、正面〜右側のレギュラー重視な仕上がりや点在するピークを残しながらも潮が増えてからのボヨつきセクションが増えたように思えます。
志田下3
左側のピークのまとまりも手前の反応にトラップが多く、広範囲な対応を確保していても見た目以上にシフトするブレイクが癖強だった印象です。

太東

18日の11時頃。潮は引きに向かって干潮に近い時間帯です。脛〜膝の反応を伺える地形をキープしていたので、浮力のあるボードに限定されながら週末にかけてのオフショアに可能性は残されていました。ただ、干潮に合わせて波を見つけてもこれまでより対応が狭くなり、干上がっていく堤防の内側の浅さはフィンが座礁しそうでした。ギリギリなサイズ感ではピークのまとまりに欠けたり、バラついたセクションがスムーズさを失っていた印象です。
太東1
オンショアの悪影響は強まりながらも月曜日(6/15)のサイズで潮が多い時間帯の対応を取り戻し、火曜日(6/16)の落ち着きから前日のオフショアにかけて潮の動きで変化する形を狙い分ける事ができていました。
太東2
コンディションの変化がウネリを落ち着かせていたものの、昨夜のオンショアの余韻を残しつつ、この日の様子からもサイズとしては十分な反応があり、腰〜腹ブレイクがあれば干潮前後の潮位に縛られないので、この時の風の弱まりからは上げ始めからのまとまりに可能性を継続できそうでした。
太東3
ビーチの浸食が回復を助ける事もありましたが、連続した低気圧の通過に伴ってカレントが手前の仕上がりを不安定にしていたので、干潮時のエリアの広がりを重視しやすいものの、腰以上のサイズがあれば手前のまとまりの方が素直な形を遊べるかもしれません。

夷隅

18日の12時頃。干潮の潮止まりです。前回の予想にここを狙えるチャンスはなかったものの、月曜日(6/15)に通過した低気圧がサイズの条件を満たせる反応を残してくれました。波向としては南が絡んだシフトがこれまでとは違う形を増やしていながら、レギュラー重視な波も多く、干潮の変化に合わせるとNo.2〜3エリアにかけてショアブレイクのピークが出現していました。
距離を狙えなくても目立っている北東コンディションに対して対応がよく、稀に反応する東ウネリで集まるブレイクはミドルセクションのフェイスを広げていた印象です。
いすみ1
No.1のレフトにとって都合が悪い反応ですが、ウネリが弱まったこの日の波質でも干潮に助けられたNo.2〜3のピークを維持できていました。
夷隅2
連続している低気圧の通過がサイズやカレントの働きを継続させ、No.1に搬入した砂を予想以上に早く動かしていたので、インサイドの広がりや浅さを確保した仕上がりが潮が多い時間帯からの狙い目も秘めていて、No.2にとっての地形の形成を手伝っているのかもしれません。
いすみ3
ここ数週間の低気圧のサイズ感に不安定な波が目立ちつつ、ビーチの浸食やカレントの働きが各エリアの地形を少しずつ変化させている傾向です。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回の更新頃に通過した低気圧やその後の南東コンディションにウネリのきっかけを期待しつつ、控えめな勢力と離れたコースからは余波の雰囲気すら届かず、日曜日にかけて南西の風が強まっていたので、オフショアに面ツルや悪影響のない波を狙えたものの、一宮〜東浪見区間は乏しいサイズに対応できる地形がなく、志田や太東のフラットのような景色にも地形の反応が厳しくなっていた印象です。
しかし、前線の影響を受けた今週の北東予想にも想定外な低気圧の追加があり、ハッキリしない風波を見込んでいながら月曜日のクローズがその後の可能性を広げてくれました。
風波が主体になったクローズは火曜日の風の弱まりに伴ってサイズの落ち着きを取り戻し、一宮方面からオンショアの余韻も目立たなくなったので、太東〜志田区間にとっても夕方の対応が復活していました。
水曜日にも予想外なオフショアを狙え、ほど良いサイズ感はこのエリア全域に選べる波を残していました。
さて、この先の波は毎週通過している低気圧によってウネリが確保されていて、風向きの変化や風波の不安定な反応は気になりつつ、梅雨入りしていながら今回の期間も十分なサイズを狙えそうです。
北側から進入する次の低気圧のコースは接近前のオフショアのサイズダウンが心配な状況ですが、風波だったとしても前線が絡んだ南東の強まりに多少の反応を見込める雰囲気があり、通過中にも進路をこの沖に変え、その後の北東コンディションの強まりに風波のまとまりやバックスウェルのサイズを狙える予想です。
残念な事に荒れたコンディションが大半を占めてしまい、通過後の狙い目は来週の風の弱まりまでお預けな予報ながら、今のところその次の低気圧の接近にかけてオフショアも確保されそうです。
地形にとって影響が少ない前半の期間に南寄りの波向と合わせてレギュラー重視な反応を期待できるものの、カレントを強めるオンショア以降はアウトに片寄った仕上がりにこれまで以上のミドル〜インサイドの荒れ具合いが目立ち、分断されたエリアのボヨつきセクションが対応を厄介にするかもしれません。
しかし、残されたサイズ次第では潮の動きを調整して悪影響を回避できる可能性も残っていて、ピークのまとまりやファーストセクションのスムーズさがハッキリしたり、ビーチの浸食でインサイドが広がると潮が多い時間帯のショアブレイクの復活もあるのかと。

最後に、水温ですが、コンディションの影響を受けずに前回と変わりない状況です。この時期としては冷たく感じていていて個人的にはフルスーツのまままですが、外気とあわせてシーガルやロンスプが基準になっています。



[プロサーファー紹介:関田秀俊]
photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

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関田秀俊

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皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


東ウネリの易しい波質は見た目よりお手軽な乗り心地でもあったので、ビジターにとって対応しやすく、志田周辺の地形に滑走重視なフェイスが反応していました。

それでは、地形レポートです!

一宮

17日の8時半頃。潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。前回以降のサイズ不足によって前半のオフショア期間は残念な状態になっていたものの、前線を伝う低気圧は月曜日(6/15)をジャンクなクローズにしていました。ウネリを復活させていて、通過後に関しても以前の北東予報に弱い東風のコンディションが加わっていたので、前日のサイズの落ち着きと午後からの風の弱まりがこの日を予想外な狙い目にしていた状況です。
一宮1
頭以上のワイドなセットが気になりましたが、豊富な肩前後のブレイクはミドル〜アウトの地形に十分な波数を確保し、ファーストセクションのスムーズな乗り心地から中間のボヨつきにかけて距離を狙える形があり、朝からの潮の動きに対しても易しめな波質が対応のいい変化を継続していました。
一宮2
全体的にカレントの強まりが地形に残る深いセクションを際立たせてしまい、これまでと変わらずミドル〜インサイドの分断や堤防周辺の複雑な反応が目立っているので、ショアブレイクのリフォームも取り戻せていませんでした。
しかし、正面左側では干潮時の手前の浅さで悪影響を回避できたり、潮位によって好みの波を探せていたと思います。
一宮3
正面右側に関してはビーチの浸食がインサイドの地味な広がりを加え、満タン前後の潮位にウネリの反応があればショアブレイクのまとまりを探せそうな雰囲気がありました。カレントセクションが幅を利かせながら沖に広がり、前回よりボヨつきが目立つ深い仕上がりに対しては干潮時のアウトの対応も前回より狭くなっていて、地形の復活を先送りにされている状況です。

サンライズ

17日の10時頃。潮は干潮に近い時間帯です。予想外な低気圧の通過が月曜日をジャンクなクローズにしていたものの、風波の反応が目立っていた雰囲気からは風とともに前日の落ち着きが早まり、易しいウネリを残しながら北東コンディションが解除されたこの日の対応は前回以降の狙い目になっていた様子です。
サンライズ1
この時の印象からは干潮の変化に対応する地形の広がりと浅さがハッキリしていたので、ワイドなフェイスやショアブレイク気味な反応が気になりつつ、一宮と同じく地形の分断で強まっていた朝のボヨつきが解除され、干潮の痩せていくサイズ感にもアウトをメインに使える対応でスムーズなセクションや形のきっかけを継続していました。
サンライズ2
残念ながらここも余計なカレントの働きに地形の復活を妨害され、これまでのアウト重視なまとまりに再び片寄りを誘導してしまい、ここも北東コンディションの荒れ具合いが右側のレギュラーにとって悪影響となり、一宮の右側と同じく手前の地形の分断が広がっていて、ミドル〜インサイドのリフォームを妨害して距離が短くなっているようでした。
サンライズ3
正面〜左側に目立った変化はありませんが、干潮時に広がるミドルエリアの浅さからはアウトからのまとまりを見込めそうな印象があり、カレントやサイズの影響を受けやすい状況ながら右側とは逆に徐々に対応を広げていると思います。
潮位による極端な反応の変化が気になりつつ、ウネリの波質とサイズに助けられて乗りしろを残し、レベルやボードのセッティング別に都合のいいタイミングを狙えていましたが、右側の対応を奪われると全体的にこれまでよりもサイズ不足な反応が目立つと思います。

東浪見

17日の11時頃。干潮寸前です。月曜日(6/15)に通過した低気圧が十分に反応するサイズと北東予想だった状況に風の弱まりを残してくれたので、この日はサイズ不足だったオフショア期間の物足りなさを挽回するコンディションを狙えていました。
東浪見1
低気圧の勢力とコースからは今回もハードなウネリの蓄えがなかったので、ジャンクな風波は落ち着きを早めながら易しい波質だけが残り、お手軽な胸〜肩・頭サイズを探せていた様子です。
東浪見2
落ち着きの早さを含めて潮位とともにボリュームを失う波質はこの時の反応を控えめにして波数も減少傾向でした。右側をメインにするとエリアを取り戻した堤防周辺のレギュラーはファーストセクションのスムーズさがあり、ミドル〜インサイドの荒れた地形を干潮の浅さでカバーできていたので、力の弱いセクションも浮力の強いボードで距離が繋がり、前回と比べて対応の広がりを感じました。
東浪見3
左側に関しても堤防の形の違いにサンライズより回復を見込めていて、インサイド〜ミドルエリアに残る深さが徐々に解消し、正面エリアにかけてビーチの浸食が確保した手前の広がりとアウト重視な地形のまとまりが連結できそうです。
残念ながら干潮の変化に悪影響を回避できても潮が増えてからのボヨつきは変わらずなので、分散された反応は回復できませんが、これまでと比較して可能性が出てきたかもしれません。

志田

18日の9時半頃。引きに向かうハーフタイドの時間帯です。他のポイントよりスモールコンディションにとって対応のいい地形をキープできていたので、前回の更新から週末にかけての面ツル期間に多少でも反応があれば可能性があったものの、地形やオフショアを活かせないサイズ不足な状態が残念な様子になってしまいました。
しかし、予想になかった低気圧によってウネリが復活し、月曜日(6/15)のオンショアの悪影響が気になりつつ翌日の風とサイズの落ち着きはコンディションの回復が早く、火曜日(6/16)の風の弱まりから前日のオフショアにキープしたお手軽な反応が想定外な狙い目になっていました。
志田下1
この日の反応にも前日の胸〜肩の雰囲気が残っていたものの、前線が絡んだオンショアコンディションがウネリを風波のサイズ感にしてしまい、ヨレや重なりが目立つブレイクは引きの変化によって複雑さを増し、干潮に近づくほどショアブレイクの景色に変わっていたので、地形を広く使えていても波選びがかなり難しい印象です。
志田下2
サイズは落ち着きつつカレントの働きは継続していたので、地形にとってもこれまでよりエリアの分散が気になっていて、正面〜右側のレギュラー重視な仕上がりや点在するピークを残しながらも潮が増えてからのボヨつきセクションが増えたように思えます。
志田下3
左側のピークのまとまりも手前の反応にトラップが多く、広範囲な対応を確保していても見た目以上にシフトするブレイクが癖強だった印象です。

太東

18日の11時頃。潮は引きに向かって干潮に近い時間帯です。脛〜膝の反応を伺える地形をキープしていたので、浮力のあるボードに限定されながら週末にかけてのオフショアに可能性は残されていました。ただ、干潮に合わせて波を見つけてもこれまでより対応が狭くなり、干上がっていく堤防の内側の浅さはフィンが座礁しそうでした。ギリギリなサイズ感ではピークのまとまりに欠けたり、バラついたセクションがスムーズさを失っていた印象です。
太東1
オンショアの悪影響は強まりながらも月曜日(6/15)のサイズで潮が多い時間帯の対応を取り戻し、火曜日(6/16)の落ち着きから前日のオフショアにかけて潮の動きで変化する形を狙い分ける事ができていました。
太東2
コンディションの変化がウネリを落ち着かせていたものの、昨夜のオンショアの余韻を残しつつ、この日の様子からもサイズとしては十分な反応があり、腰〜腹ブレイクがあれば干潮前後の潮位に縛られないので、この時の風の弱まりからは上げ始めからのまとまりに可能性を継続できそうでした。
太東3
ビーチの浸食が回復を助ける事もありましたが、連続した低気圧の通過に伴ってカレントが手前の仕上がりを不安定にしていたので、干潮時のエリアの広がりを重視しやすいものの、腰以上のサイズがあれば手前のまとまりの方が素直な形を遊べるかもしれません。

夷隅

18日の12時頃。干潮の潮止まりです。前回の予想にここを狙えるチャンスはなかったものの、月曜日(6/15)に通過した低気圧がサイズの条件を満たせる反応を残してくれました。波向としては南が絡んだシフトがこれまでとは違う形を増やしていながら、レギュラー重視な波も多く、干潮の変化に合わせるとNo.2〜3エリアにかけてショアブレイクのピークが出現していました。
距離を狙えなくても目立っている北東コンディションに対して対応がよく、稀に反応する東ウネリで集まるブレイクはミドルセクションのフェイスを広げていた印象です。
いすみ1
No.1のレフトにとって都合が悪い反応ですが、ウネリが弱まったこの日の波質でも干潮に助けられたNo.2〜3のピークを維持できていました。
夷隅2
連続している低気圧の通過がサイズやカレントの働きを継続させ、No.1に搬入した砂を予想以上に早く動かしていたので、インサイドの広がりや浅さを確保した仕上がりが潮が多い時間帯からの狙い目も秘めていて、No.2にとっての地形の形成を手伝っているのかもしれません。
いすみ3
ここ数週間の低気圧のサイズ感に不安定な波が目立ちつつ、ビーチの浸食やカレントの働きが各エリアの地形を少しずつ変化させている傾向です。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

上記の通り、前回の更新頃に通過した低気圧やその後の南東コンディションにウネリのきっかけを期待しつつ、控えめな勢力と離れたコースからは余波の雰囲気すら届かず、日曜日にかけて南西の風が強まっていたので、オフショアに面ツルや悪影響のない波を狙えたものの、一宮〜東浪見区間は乏しいサイズに対応できる地形がなく、志田や太東のフラットのような景色にも地形の反応が厳しくなっていた印象です。
しかし、前線の影響を受けた今週の北東予想にも想定外な低気圧の追加があり、ハッキリしない風波を見込んでいながら月曜日のクローズがその後の可能性を広げてくれました。
風波が主体になったクローズは火曜日の風の弱まりに伴ってサイズの落ち着きを取り戻し、一宮方面からオンショアの余韻も目立たなくなったので、太東〜志田区間にとっても夕方の対応が復活していました。
水曜日にも予想外なオフショアを狙え、ほど良いサイズ感はこのエリア全域に選べる波を残していました。
さて、この先の波は毎週通過している低気圧によってウネリが確保されていて、風向きの変化や風波の不安定な反応は気になりつつ、梅雨入りしていながら今回の期間も十分なサイズを狙えそうです。
北側から進入する次の低気圧のコースは接近前のオフショアのサイズダウンが心配な状況ですが、風波だったとしても前線が絡んだ南東の強まりに多少の反応を見込める雰囲気があり、通過中にも進路をこの沖に変え、その後の北東コンディションの強まりに風波のまとまりやバックスウェルのサイズを狙える予想です。
残念な事に荒れたコンディションが大半を占めてしまい、通過後の狙い目は来週の風の弱まりまでお預けな予報ながら、今のところその次の低気圧の接近にかけてオフショアも確保されそうです。
地形にとって影響が少ない前半の期間に南寄りの波向と合わせてレギュラー重視な反応を期待できるものの、カレントを強めるオンショア以降はアウトに片寄った仕上がりにこれまで以上のミドル〜インサイドの荒れ具合いが目立ち、分断されたエリアのボヨつきセクションが対応を厄介にするかもしれません。
しかし、残されたサイズ次第では潮の動きを調整して悪影響を回避できる可能性も残っていて、ピークのまとまりやファーストセクションのスムーズさがハッキリしたり、ビーチの浸食でインサイドが広がると潮が多い時間帯のショアブレイクの復活もあるのかと。

最後に、水温ですが、コンディションの影響を受けずに前回と変わりない状況です。この時期としては冷たく感じていていて個人的にはフルスーツのまままですが、外気とあわせてシーガルやロンスプが基準になっています。



[プロサーファー紹介:関田秀俊] photo DSC_0045

・1986.03.02生

・ホームブレイク:太東~東浪見

・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音

・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!

・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)
gatyapin_2

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。

スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。

サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。

千葉北 エリア 週間波予想
(sho)

  • 22(月)、23(火)はハードになる場所も多くなりそう。24(水)以降は次第にウネリが落ち着き、風を軽減するピークを中心に遊びやすくなりそうだ
  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 22 (月)
    グラフ 23 (火)
    グラフ 24 (水)
    グラフ 25 (木)
    グラフ 26 (金)
  • 週間予想

  • 22(月)、23(火)はハードになる場所も多くなりそう。24(水)以降は次第にウネリが落ち着き、風を軽減するピークを中心に遊びやすくなりそうだ
  • ウネリの期待度( 千葉北 )

    グラフ 22 (月)
    グラフ 23 (火)
    グラフ 24 (水)
    グラフ 25 (木)
    グラフ 26 (金)
  • 週間予想

  • 週間予想

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