千葉北の波情報
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作田
片貝漁港の堤防の北にある広いビーチ。比較的地形が決まりやすく…
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片貝・漁港
千葉東金道路の東金ICから約15kmと、東京方面からのアクセ…
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片貝・新堤
片貝漁港Pの右よりに沖に延びる堤防があるが、その右側あたり。…
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豊海
片貝から九暑纓「道で2kmほど南に下った、不動堂ICの前あた…
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白子
九暑纓「有料道路の白子ICの北側にある南白亀川の河口あたり。…
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中里
DATA波情報にて配信中
海岸沿いを南北に延びる九暑纓「ビーチラインを白子方面より約2…
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一宮
九暑纓「波乗り道路の南の終点を降りて新一宮大橋を渡ったあたり…
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サンライズ
一宮?東浪見に至る海岸にはいくつかの堤防で区切られたポイント…
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東浪見
JR外房線・東浪見駅から約1kmほど東の海岸。過去にもASP…
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志田下
国道128号線が海岸沿いの道に合流するあたり。別名「釣が崎」…
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太東・堤防横
国道128号線を南下して海岸沿いの道と合流し、左手にガストや…
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夷隅
国道128号を南下し夷隅川を渡って約200mほど行ったところ…
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大原・海水浴場
夷隅Pから約2kmほど南下。右端の河口から左側に延びた堤防の…
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匝瑳・吉崎
椎名内Pからさらに5kmほど西に進んだあたり。ブレイクは比較…
詳細はコチラ> -
椎名内
飯岡河口Pからさらに海岸線を1kmあまり西に進んだあたり。サ…
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飯岡・信号下
飯岡漁港の西側に位置する飯岡海水浴場の左端。飯岡周辺のブレイ…
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飯岡・マンション下
ビギナーから楽しめるビーチブレイク。北よりのウネリの時には飯…
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本須賀
作田の北側にある海水浴場。国「物がない広いビーチのため風の影…
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銚子マリーナ
DATA波情報にて配信中
…
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千葉北 エリア 波概況
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更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
BCM SurfPatrol プロサーファー週間エリア概況 - 最新記事
関田秀俊

皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
潮が上げるタイミングの波のまとまりにもボヨつきが気になり、乗りしろを探せても不安定なブレイクでは自分のポジションを維持するのが難しく、このエリア全域の地形の変化に期待しながら落ち着き待ちな期間だった印象です。
それでは、地形レポートです!

前線が絡んだ気圧配置が更新直後の反応を鈍くしていたものの、日曜日(9/21)に届いた肩前後サイズは対応の悪い地形に対しても乗りしろになりそうなフェイスを取り戻し、ハッキリしないピークや形のブレイクに苦戦させられてながら、午前中の無風のタイミングに合わせて整ったフェイスを狙えていて、久しぶりにミドル〜アウトの地形に波の雰囲気が復活していた印象です。
前線が南下した頃のオンショアの入れ替わりが一時的にサイズや波質をリセットしてしまい、日曜日(9/21)の午後の落ち着きは以前の状態に戻っていましたが、その後は高気圧と台風の北東コンディションが重なった事でアウトからの余計なブレイクが頻繁になるサイズが届いていました。台風の接近も沖での停滞に変わりましたが、オンショアとともにキープしているサイズ感はヨレや重なりによって形を保てない波が多く、クローズ気味たコンディションはハードな状況が続いています。
しかし、ウネリの働きは手前に集まった地形を解放してミドル〜アウトの広がりを誘導し、カレントによって形のきっかけを形成する可能性があるので、堤防周辺に対応できるエリアが復活するかもしれません。
以前からのビーチ際の深さがカレントの通り道となり、この日のサイズ感はショアブレイクのまとまりを妨害していますが、全体的にミドルエリアに対応できる広がりを期待できそうなので、左側やファミマ側を含めてウネリの落ち着き次第では復活傾向な地形を遊べるようになると思います。
しかし、前線の解消と風の弱まりをキープした日曜日(9/21)に関しては遅れながらも胸〜肩ブレイクを取り戻してくれたので、このエリアにとって面ツルを狙えるラストチャンスでもあり、比較的無難な仕上がりを確保していた地形は東浪見や志田と同じく形とブレイクの素直さを楽しめる波があったと思います。
この日の潮回りや風向きの変化は狙い目を朝の短時間に制限してしまい、日中からのオンショアがサイズをリセットしていたり、引きすぎな潮位が形のバラつきを目立たせ、お手軽コンディションも一瞬で終了していた印象です。
接近はなくなったものの、沖の台風と秋の高気圧のポジションがその後のコンディションをオンショア続きにしていて、それに伴って反応した東ウネリもクローズ気味なサイズにヨレや重なりが悪影響となって形を保てず、アウトからの余計なブレイクを増やしている状況です。
地形としてはインサイドに無難な仕上がりを残していたものの、スモールコンディションに影響されて手前に集められた状態がジワジワと対応を狭めていたので、最近のサイズやカレントの働きがミドルエリアの広がりを促して広範囲な対応を復活させそうです。
サイズにまかせた反応がカレントの強まりを含めて悪質なブレイクを増やし、地形の変化を誘導していますが、今のところ堤防周辺やインサイドの広がりに悪影響はなく、ミドルエリアのボヨつきが気になる様子ながら落ち着いてからの対応に可能性を残していると思います。
ビーチの浸食が右側にとってもエリアの拡大に繋がっているので、これまでよりもポイントを広く使える仕上がりは干潮時の対応を良くしてくれるかもしれません。正面から沖に出るカレントは荒れたセクションを残していますが、普段より被害が抑えられているようでした。

しかし、その後の北東コンディションが癖の悪さとアウトからの余計なブレイクを増やしてしまい、この日もクローズなサイズではありませんでしたが、信用できないピークや重なりが複雑なフェイスがほとんどで、満タンのボヨつきや干潮時のバラつきの変化も激しく、チャレンジできるセクションを残してくれていない状況です。
地形としては、確保されたインサイドでこれまでもスモールコンディションの対応をキープしていながら、全体では沖の深い状態が距離感やピークの縛りを厳しくしてしまい、手前に集まった仕上がりは期待の薄い印象でした。
ただ、今回のサイズやカレントの働きはこれまでの反応と比べて変化に期待できるコンディションになっていて、左側では隣のポイントから運ばれた砂がアウト重視にまとまっている雰囲気があり、ここも正面エリアのカレントが沖に出す勢いを抑えていたので、右側にとってもミドルエリアのまとまりに妨害が少なく、インサイドの広がりと合わせてエリアを拡大していたように思います。
正面エリアでは一宮やサンライズよりも手前に集まる反応が不安定な印象を強めているものの、堤防周辺でのまとまりがハッキリすれば左右の形のきっかけが残り、対応の広がりや潮時の変化を狙える地形が復活しそうです。

滑走重視ながらミドルエリアに出現するピークは久しぶりに距離もあり、インサイドの地形でチューブセクションも探せていましたが、同日の風の変化はハーフタイド以下の潮位と重なって形のバラつきやヨレが強まるコンディションに急変してしまい、波質のリセットを含めて乗りしろを失っていて、午後の復活も見込めない様子になっていました。
その後のサイズアップに関しても、他のポイントより手前に集まる反応はショアブレイクのような不安定な形が多く、カレントと重なる力任せな雰囲気が強まってしまい、気まぐれなフェイスを見つけても狙って入水するような状態ではありませんでした。
この日の様子からも荒れたコンディションが複雑でワイドなブレイクを増やし、カレントによってゲットやポジションのキープも難しい状況になっていましたが、地形に対して影響を促しているようです。
他のポイントよりも高く積もったビーチはまだ残っているようですが、隣のポイントから運ばれて来る砂の集まり具合いを含め、これまで対応を維持していた浅いセクションが左側からジワジワと広がっていたので、潮時に合わせて堤防ラインまでのエリアの拡大を期待できると思います。
現時点では形を探せないものの、カレントの影響が堤防周辺や正面エリアのまとまりにきっかけを残す可能性はあって、オフショアを取り戻すコンディションが右側にとって楽しみな状態です。今のところオンショアの重なりが浅いセクションでワイドなブレイクを増やしていますが、落ち着いてからのサイズにも形を遊べるピークが増えるかもしれません。

前線が南下した北東コンディションの入れ替わりは控えめなサイズが気になっていましたが、高気圧や沖の台風が影響してからは頭以上のウネリのまとまりが反応し、干潮時の余計な対応の広がりに形を見失ったり、満タン時のボヨつきに滑りを悪くされて、ワイドに感じる波が増えていた印象です。
この日の様子からはサイズのピークが去った雰囲気となり、一宮方面と比較しても北東からの反応が東〜南寄りに変わって控えめなサイズ感になっていたので、干潮時にも意外や形をキープできていて、オンショアながらにブレイクは十分なレギュラーの距離を遊べていた状況です。
この時の潮の量に対してもボヨつきとまとまりの狭間で滑りのいいフェイスを探せていて、アウトのブレイクは浮力の強いボードが有利でしたが、堤防の内側でダブルアップする反応はショートボードを振りまわせるセクションを探せていました。
ここにとってもサイズやカレントの働きが地形に活きる可能性があり、ビーチの浸食はインサイド〜ミドルエリアにワイドなブレイクを増やすかもしれませんが、カレントに関してはアウト〜堤防周辺の形やピークをハッキリさせてくれそうなので、落ち着き具合いと潮の動きに合わせて信頼できる形を狙えそうな雰囲気です。

その後のオンショアの強まりは防ぎきれず、カレントの影響も厄介な雰囲気ですが、他よりも悪影響の少ないフェイスが見つかり、力のあるブレイクに頼って乗り心地を遊べる波を探せていました。
カレントやウネリのシフトで出現するピークは掴まえるのが難しい状況ですが、アウトから始まるブレイクに形の雰囲気や乗りしろもあって、テトラの沖からブレイクする波がなければまとまりや規則性が見つかりそうです。
今回のコンディションに地形にとってもいい働きを期待したいですが、この日の様子では積もったビーチが予想以上に残っていて、多少のインサイドの広がりがあってもミドルエリアにかけての拡大をまだ望めず、落ち着き傾向にファンなサイズを狙える状況ながら、カレントが必要なピークのきっかけはサイズ不足になりやすいので、都合良く対応する期間は短いと思います。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新頃に狙っていた南東コンディションが南西に変わっていたので、このエリア全域でオンショアから整った波を取り戻していましたが、サイズとしては予想していたきっかけを失ってしまい、東ウネリの雰囲気を感じつつも力の弱い反応に対応する地形を制限されていたり、潮の動きにもデメリットが気になる状態から始まりました。
しかし、遅れながら届いた月曜日の胸〜肩ブレイクは安定した波数とともに整ったフェイスと形のまとまりを狙え、引きに向かう変化が潮時を朝イチ重視にしていたものの、北東コンディションに入れ替わる前のオフショアコンディションを堪能できる反応がサンライズ〜志田区間にあったと思います。
残念な事にこの時のコンディションは長続きせず、昼前から吹いた北東の風に波質をリセットされ、オンショアを覚悟しても午後の潮位に波のまとまりやボリュームアップはありませんでした。
台風の接近は沖での停滞予報に変わりましたが、ポジション的には高気圧から吹き下ろす北東コンディションと重なって本格的にオンショアコンディションを強めていて、月曜日の午後からは頭以上のサイズが復活していても形を維持できない波が増えてしまいました。
水曜日にかけてのオンショアと余計なサイズ感は対応する地形を広げていましたが、干潮時のバラついたフェイスにカレントが加わると悪質なブレイクが増えてしまい、遠ざかる沖のピークを含めてハードな景色が目立っていたと思います。
さて、この先の波は、土曜日(9/27)頃までの台風の停滞に沖のウネリのキープを期待できそうなので、その間のオフショアや風の弱まりに距離を遊べるブレイクを狙える可能性が残っていて、台風を遠ざける高気圧の移動はサイズの落ち着きも予想されますが、予報通りに沖に抜けるタイミングの東風コンディションがあれば日曜日(9/28)にかけて胸以上のブレイクを維持できるかもしれません。
来週(9/29W)は日本海側を通過する低気圧の影響で南西コンディションのリセットがあったり、その後の小さな低気圧の発生がオンショアの原因となり、サイズの雰囲気もチラつかせながら風向きの変化に対応を忙しくされそうです。
しかし、今週のウネリやカレントの働きがインサイドの広がりやミドルエリアの対応に形を残していると思うので、サイズをキープしている期間のアウトをメインに使える反応が貴重ではあるものの、胸〜肩のセットを確保できればミドルエリアのブレイクでも乗りしろが見つかるのでは?
残念ながら時期的には日中の干潮の変化に大幅なエリアの拡大を望めなくなり、満タンの潮位の高さが増してしまうので、広がった地形の対応にボヨつきが目立つ雰囲気でもあり、胸以下のサイズに対しては引きの変化が貴重な狙い目になると思います。
最後に、水温ですが、24℃くらいをキープしつつ、最近のオンショアの外気を冷たく感じていたので、日中の長袖タッパーや夕方のロンスプで対応していました。
[プロサーファー紹介:関田秀俊]

・1986.03.02生
・ホームブレイク:太東~東浪見
・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音
・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!
・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。
スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。
サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
潮が上げるタイミングの波のまとまりにもボヨつきが気になり、乗りしろを探せても不安定なブレイクでは自分のポジションを維持するのが難しく、このエリア全域の地形の変化に期待しながら落ち着き待ちな期間だった印象です。
それでは、地形レポートです!
一宮
9/24水曜日の8時半頃。潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。


以前からのビーチ際の深さがカレントの通り道となり、この日のサイズ感はショアブレイクのまとまりを妨害していますが、全体的にミドルエリアに対応できる広がりを期待できそうなので、左側やファミマ側を含めてウネリの落ち着き次第では復活傾向な地形を遊べるようになると思います。
サンライズ
9/24水曜日の10時頃。潮は引きに向かい、干潮に近い時間帯です。前回以降、土曜日(9/20)に取り戻したオフショアコンディションも前線にブロックされた雰囲気にサイズアップを妨害されてしまい、期待ほどの変化はありませんでした。しかし、前線の解消と風の弱まりをキープした日曜日(9/21)に関しては遅れながらも胸〜肩ブレイクを取り戻してくれたので、このエリアにとって面ツルを狙えるラストチャンスでもあり、比較的無難な仕上がりを確保していた地形は東浪見や志田と同じく形とブレイクの素直さを楽しめる波があったと思います。

接近はなくなったものの、沖の台風と秋の高気圧のポジションがその後のコンディションをオンショア続きにしていて、それに伴って反応した東ウネリもクローズ気味なサイズにヨレや重なりが悪影響となって形を保てず、アウトからの余計なブレイクを増やしている状況です。

サイズにまかせた反応がカレントの強まりを含めて悪質なブレイクを増やし、地形の変化を誘導していますが、今のところ堤防周辺やインサイドの広がりに悪影響はなく、ミドルエリアのボヨつきが気になる様子ながら落ち着いてからの対応に可能性を残していると思います。

東浪見
9/24水曜日の11時頃。干潮の潮止まりです。やはり土曜日(9/20)のオフショアが不発になっていた事が残念だったものの、日曜日(9/21)の反応はここ数週間のハイライト的なコンディションとなり、朝の無風と引き始めからの潮汐に形やブレイクの素直さを狙え、右側を含めて以前より対応するエリアの広がりもあって、スムーズに滑れるセクションやピークのきっかけを探しやすくなっていたと思います。

ただ、今回のサイズやカレントの働きはこれまでの反応と比べて変化に期待できるコンディションになっていて、左側では隣のポイントから運ばれた砂がアウト重視にまとまっている雰囲気があり、ここも正面エリアのカレントが沖に出す勢いを抑えていたので、右側にとってもミドルエリアのまとまりに妨害が少なく、インサイドの広がりと合わせてエリアを拡大していたように思います。

志田
9/24水曜日の12時頃。潮は上げ始めです。更新直後のオフショアが不発ではあったものの、日曜日(9/21)の朝に届いていた胸〜肩ブレイクは正面エリアをメインに潮回りで形のまとまりを狙え、無風の素直さとスムーズな乗り心地はサンライズや東浪見と並んで軽快に滑れるフェイスが復活していました。
その後のサイズアップに関しても、他のポイントより手前に集まる反応はショアブレイクのような不安定な形が多く、カレントと重なる力任せな雰囲気が強まってしまい、気まぐれなフェイスを見つけても狙って入水するような状態ではありませんでした。

他のポイントよりも高く積もったビーチはまだ残っているようですが、隣のポイントから運ばれて来る砂の集まり具合いを含め、これまで対応を維持していた浅いセクションが左側からジワジワと広がっていたので、潮時に合わせて堤防ラインまでのエリアの拡大を期待できると思います。

太東
9/24水曜日の16時頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。前回の更新頃に取り戻したオフショアコンディションは、土曜日(9/20)の反応の悪さが潮時に関わらずフラットのような景色を目立たせてしまい、他のポイントが賑わっていた日曜日(9/21)の胸〜肩ブレイクも腰前後の範囲に留まっていましたが、面ツルコンディションによって干潮に向けた変化と合わせて素直なフェイスと距離感をキープできていたので、堤防周辺からの対応の広がりを含めてロングボード用の安定したレギュラーを狙えていました。

この時の潮の量に対してもボヨつきとまとまりの狭間で滑りのいいフェイスを探せていて、アウトのブレイクは浮力の強いボードが有利でしたが、堤防の内側でダブルアップする反応はショートボードを振りまわせるセクションを探せていました。

夷隅
9/24水曜日の17時頃。潮は満タン寸前です。土曜日(9/20)の南西コンディションがサイドからのヨレを強めてしまい、サイズ不足が続いて更新頃までは出番を失っていましたが、日曜日(9/21)の反応にここも胸〜肩ブレイクを取り戻していたので、一宮〜志田エリアと比べて波数は少なかったものの、急変した北東の風を防ぎながら朝からの無風と干潮に向けた潮の動きが狙い目をキープし、上げ始めにかけてファンウェーブを狙えていました。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新頃に狙っていた南東コンディションが南西に変わっていたので、このエリア全域でオンショアから整った波を取り戻していましたが、サイズとしては予想していたきっかけを失ってしまい、東ウネリの雰囲気を感じつつも力の弱い反応に対応する地形を制限されていたり、潮の動きにもデメリットが気になる状態から始まりました。
しかし、遅れながら届いた月曜日の胸〜肩ブレイクは安定した波数とともに整ったフェイスと形のまとまりを狙え、引きに向かう変化が潮時を朝イチ重視にしていたものの、北東コンディションに入れ替わる前のオフショアコンディションを堪能できる反応がサンライズ〜志田区間にあったと思います。
残念な事にこの時のコンディションは長続きせず、昼前から吹いた北東の風に波質をリセットされ、オンショアを覚悟しても午後の潮位に波のまとまりやボリュームアップはありませんでした。
台風の接近は沖での停滞予報に変わりましたが、ポジション的には高気圧から吹き下ろす北東コンディションと重なって本格的にオンショアコンディションを強めていて、月曜日の午後からは頭以上のサイズが復活していても形を維持できない波が増えてしまいました。
水曜日にかけてのオンショアと余計なサイズ感は対応する地形を広げていましたが、干潮時のバラついたフェイスにカレントが加わると悪質なブレイクが増えてしまい、遠ざかる沖のピークを含めてハードな景色が目立っていたと思います。
さて、この先の波は、土曜日(9/27)頃までの台風の停滞に沖のウネリのキープを期待できそうなので、その間のオフショアや風の弱まりに距離を遊べるブレイクを狙える可能性が残っていて、台風を遠ざける高気圧の移動はサイズの落ち着きも予想されますが、予報通りに沖に抜けるタイミングの東風コンディションがあれば日曜日(9/28)にかけて胸以上のブレイクを維持できるかもしれません。
来週(9/29W)は日本海側を通過する低気圧の影響で南西コンディションのリセットがあったり、その後の小さな低気圧の発生がオンショアの原因となり、サイズの雰囲気もチラつかせながら風向きの変化に対応を忙しくされそうです。
しかし、今週のウネリやカレントの働きがインサイドの広がりやミドルエリアの対応に形を残していると思うので、サイズをキープしている期間のアウトをメインに使える反応が貴重ではあるものの、胸〜肩のセットを確保できればミドルエリアのブレイクでも乗りしろが見つかるのでは?
残念ながら時期的には日中の干潮の変化に大幅なエリアの拡大を望めなくなり、満タンの潮位の高さが増してしまうので、広がった地形の対応にボヨつきが目立つ雰囲気でもあり、胸以下のサイズに対しては引きの変化が貴重な狙い目になると思います。
最後に、水温ですが、24℃くらいをキープしつつ、最近のオンショアの外気を冷たく感じていたので、日中の長袖タッパーや夕方のロンスプで対応していました。
[プロサーファー紹介:関田秀俊]


・1986.03.02生
・ホームブレイク:太東~東浪見
・スポンサー:crystal dream surfboard / Holly wetsuits / gonzo surf / simple surf / ELECTRIC / DAKINE / LUMINOX / 波音
・お気に入りの海外トリップ:これからは知らないところに行ってみたい!
・趣味:フィッシング(ブラックバス/シーバス)

生まれも育ちも岬町太東の生粋のローカルサーファーとして、2006年にJPSA公認プロを取得。
スタイリッシュなサーフィンに加え、コンペよりもソウルフルにサーフィンを楽しむスタイルと、その人柄から「ガチャピン」の愛称で親しまれ人望も厚い。
サーフィン歴25年以上の波と地形の関係を読み取る眼力に加え、地元太東の漁師として毎日このエリアの海に接して来た経験値に裏付けられた、漁師ならではの「海」に関する知識も豊富。
千葉北 エリア 週間波予想
(sho)
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ウネリの期待度( 千葉北 )
27 (土)
28 (日)
29 (月)
30 (火)
1 (水)
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週間予想
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ウネリの期待度( 千葉北 )
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28 (日)
29 (月)
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週間予想
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