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「フィジーでの10ポイントライドを考察」 - F+コラム

Text by つのだゆき、Photo by WSL

フィジープロはメンズ優勝コール・ハウシュマンド、2位ガブリエル・メディーナ。ウイメンズ優勝エリン・ブルックス、2位イザベラ・ニコルス。

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ガブリエル・メディーナ

ガブは10ポイント持ってたけど2本目が乗れずに8点2本のコールにやられた。でも、あの10点はこの試合で出た3本の10点の中でもテクニック的に10点と言うか、ものすごいスピードだったと思う。普通なら間に合わずにつぶれてるやつだよね。あれなら穴掘りケリーに対抗できる。絶妙なポジショニングとレールワーク、加速と減速。やっぱガブうまいな。

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コール・ハウシュマンド

コール・ハウシュマンドの大きいサーフィンはフィジーのようなサイズのある、バレルもマニューバーもあるような波だと、ひときわ映える。やっぱり今のサーフィンって体格がものをいう感じになっちゃったなぁ、と改めて感じた。なんか、コールが勝つときってグリフィンも勝つような感じなんだけど、今回はセミで9点台2本のガブにやられ、サンクレメンテファイナルとはいかなかった。

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エリン・ブルックス

女子のほうではエリン・ブルックスがタヒチに続いて2連勝。タヒチの時にも書いたけど、この人のバレルって女子の中でも飛びぬけてると思う。19歳にしてあのバレルテクってすごいな。ビッグウエイブとバレルに特化した感じなので、トラッスルズのようなハイパフォーマンスポイントではこうはいかないかと思うけど、この人にはまだパイプがある。
ファイナルはイザベラ・ニコルスがセミの終盤に左足首のじん帯のケガで不戦勝だったけど、もしやったとしても同じ結果だったかなと思う。そのぐらい違う。この人のラウンド1の10ポイントライドを見てくれればわかるけど、19歳女子であれって、本当に世の中変わったなぁ、って感じ。
もう1本の10点はラウンド3のカウリ・ヴァアストだけど、これは波のサイズもあって、お手本のような10点だったかな、と思う。波もバレルテクも安定の10点。

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カリッサ・ムーア

ランキングは男女ともにトップが入れ替わり、メンズはレオナルド・フィオラヴァンティがイエロー、ウイメンズはカリッサ・ムーアがイエロー。個人的には借りを返してあげたいふたりなので歓迎(笑)。カリッサの借りはすべてロウワーなので、そこ、本当に返してあげてくださいね。イエローで入ってタイトル逃すんじゃなくて、イエローで入ってイエローで出してあげてちょうだい。
次のロウワートラッスルズでメンズ上位22人、ウイメンズ上位14人でカットとなり、今シーズンから新たに登場したポストシーズンなるものに突入する。最終戦のパイプでの有利なシードを得るためのポストシーズン3試合の予定だったが、アブダビがキャンセルされ、ポルトガルのペニシェとフィリピンのクラウド9の2試合だけになった。
まぁ、アブダビがアラブ首長国連邦のペルシャ湾沿いというロケーションを考えると、現状では無理筋ではある。キナ臭い中東、ペルシャ湾界隈の、しかももっとキナ臭いホルムズ海峡近くとなれば、航空機で上空を飛ぶのもはばかられるわけで、そこでのんきにプールでサーフィン大会、ってわけにはいかないだろうし、実際問題人やモノのスムーズな移動が不可能ということでキャンセルになった。
このプールのキャンセルはけっこう影響出そうな感じがする。タヒチ、フィジーの太平洋レッグが今ひとつ得意じゃない人は、最終戦のパイプも得意じゃないと読んでいいと思うし、そういう人はプールで本領発揮するわけで、イタロとかフィリッペとかキッツイかなと思う。でもまぁ、ポストシーズンイベントなので、次のロウワーと最後のパイプで帳尻合わせられればいいわけだけど。
フィジー終わって21位という意外な場所にいるフィリッペ、元ローカルだったロウワーは燃えそう。23位のクロスビー・コラピントも。

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